優しい触り心地が魅力の吉野杉は、フローリングなどの板材として使用すると、部屋が心地の良い空間へと変身します。また、木材は化粧面の仕上げ方によって自分好みの肌触りにすることも可能です。塗装を使用せず無垢のままで木の温もりが伝わる床にしたり、コーティングでピカピカにしたりと自由に変えられます。
杉の木材は、鼻づまりや結膜炎、皮膚疾患などの要因となるシックハウスの対策におすすめです。シックハウス症候群とは、建築材や建具に使われている化学物質やダニ・カビなどが原因で引き起こされる健康被害です。杉は天然素材であるため、人体に害となる化学物質を含んでいません。また、吉野杉の持つ防菌効果や防腐効果、調湿効果でダニ・カビの発生を抑えることができます。
木材は金属や鉄に比べて火の移りは早いですが、燃え尽きにくいという特徴があります。
建築資材で使われるような断面が厚い木材は、火が移るとまず木材の表面が炭化します。その炭が木材のまわりをコーティングして火を通しにくい状態をつくるため、芯まで燃え尽きるのにとても時間がかかるのです。
金属や鉄は熱によって短時間で変形してしまうので、木材である杉は「住宅を最後まで支える」という面では火災に強い素材であると言えます。
杉を使った住宅づくりは、そこに住む人たちだけでなく環境にも良い影響を与えてくれます。
杉は、製造する際のCO2排出量がコンクリートや鉄骨と比べて低く、住宅となった後もCO2を吸収して貯蔵してくれます。また、適度な伐採は木の循環に良い影響を与えるため、環境面を考えると杉の活用はとてもおすすめです。
建築材として杉をご検討している方、または製材所をお探しの方は、吉野杉を専門に製材を行っている高橋商店へ。質の良い吉野杉を種類豊富に取り揃えております。5寸幅以下であれば迅速に対応可能です。また、5寸幅以上の場合もお客様のご希望に合わせて製材致しますので、お気軽にお問い合わせください。乾燥材・半乾燥材とご用意しておりますので、杉の製材をご注文する際はぜひ高橋商店までご依頼ください。